「機械仕掛けのファントム」/「R-9」の漫画 [pixiv]
2010年5月の「COMITIA 100」でサークルB2Bより発表した12ページのオリジナル漫画作品、『機械仕掛けのファントム』をpixivで公開しました。過去作品をpixivにアップするというのは初の試みで、台詞を打ち直したり、ちょっとだけ絵を修正するなどしていますが、基本的にはオリジナルのままです。
過去の作品は、ほとんどが紙とペンのアナログ原稿ですが、この作品はSAIで描きました。今となっては、なぜロボットと霊的なものをモチーフに選んだのか思い出せませんが、ひとつ読み返していて思い出したのは、大好きな福島聡さんの『土に還る花』という短編(『少年少女』2巻に収録)が念頭にあったことです。内容的なつながりは全くないけれど、死のイメージをどう捉えるかという点において。
風化を避けるため、未来の為に遺跡を埋め戻すというケースは実際にあって、有名なイタリアのポンペイなどでもそのような例を聞いたことがあります。